NLPコミュニケーションスキル(ペーシング)
おはようございます!
ビジネスメンタルコーチの高杉勇成です。
前回の記事では、
というタイトルで、
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信頼関係を構築していればいるほど
あなたの伝えたいことが伝わる
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ということをお伝えしました。
そして、
NLPでは、信頼関係を構築するコミュニケーションスキルとして
① ペーシング
② ミラーリング
③ バックトラッキング
などがあるとお伝えしていましたので、
今回の記事では、
これらのNLPコミュニケーションスキルをお伝えします。
まず、はじめに
「ペーシング」
ペーシングとは、簡単にいうと相手に合わせることです。
相手の何を合わせるのかというと
相手の話し方、価値観や考え方、感情、呼吸などを合わせます。
話し方を具体的に言えば、
口調、声のトーン、声の大きさ、話すスピードなどがあります。
これらを相手に合わせてコミュニケーションをとることで
相手は意識的にも潜在意識的にも親近感を感じるので、
信頼関係を構築しやすくなります。
当然ながら、話をしていて自分と合わない人とは
親近感を感じませんよね?
例えば、あなたが速く話すタイプだった場合、
相手の返ってくる話のスピードや返事が遅い場合は
イライラしてしまうかも知れません。
逆に、あなたが話すのがゆっくりなタイプであれば、
相手が速く話していると
「そんなに急かさなくてもいいのに」
「話についていけない」
と感じるかも知れません。
そのような経験はありませんか?
それでは、相手と信頼関係を構築するのは難しくなります。
では、具体的にどのようにペーシングをして、
相手と信頼関係を築けばいいのか?
具体例を挙げてみましょう!
例えば、
「昨日、宝くじの当選番号を確認したら、百万円当たっててさぁ!」
と相手の方が、興奮気味で話しかけてきたとします。
そのときの相手の方の声は高く、
声の大きさも大きく、
話すスピードが速かったなら、
それらと合わせてあなたの声も高く、
声も大きくし、
話すスピードも速くするのです。
そして、興奮している相手は喜び、
呼吸が浅くなっているなら
同じように喜び、呼吸も浅くする。
さらに、相手が
「その百万円は自分を成長させるために
ひとりで海外旅行に行く費用に使おうと思っている。」
というような価値観や考え方を話したなら、
それらの話の内容や価値観、
考え方を合わせるのです。
このように、相手と合わせていくことによって、
相手は「自分と似ている」「自分に近い」と親近感を感じ、
ラポールが築きやすくなります。
「ペーシングは難しい」と思った方もいてるかも知れませんが、
ペーシングは普段、私たちは自然にしていることです。
赤ちゃんと話すときには、
「◯◯でちゅよ〜」と赤ちゃん言葉?で話したり、
老人と話すときは、
落ち着いて話したり、
ゆっくりとした動作でうなずいたりします。
それ以外にあなたも自然とやっていることですので、心配は要りません。
意識することでさらに出来るようになります。
まずは、相手をよく観察して、
どのような口調、声の高さ、大きさ、速さなのか?
呼吸はどうか?
どのような価値観や考え方をしているのかを知ることから始めてましょう!
次回は、
信頼関係を構築するNLPコミュニケーションスキル
第2段
ミラーリングについてお伝えしますね。
本日も最後まで読んでいただき、ありがとうございます。