NLPの目標達成までのプロセスとは?(TOTEモデル)
おはようございます!
ビジネスメンタルコーチの高杉勇成です。
今年もいよいよ12月を迎えましたが、
今年設定した目標の進捗はいかがでしょうか?
あなたの目標達成までのプロセスはどんな方法でしょうか?
本日は、NLPにおける
目標達成までのプロセスを説明したモデルをご説明します。
それは、
「TOTEモデル」(トートモデル)
と呼ばれるものです。
TOTEモデルのTOTEは
Test(テスト)
Operate(具体的行動)
Test(テスト)
Exit(退出)
の頭文字を表しています。
TOTEモデルは、
目標達成に欠かせない行動の基本構造です。
私たちは今までにたくさんの経験を経ていますよね。
そして、これまでに得られた気付きや考え方によって
「私はこうなりたい!」
「私はアレがやりたい!」
というような目標の動機と呼ばれるものが生まれます。
この現状を「Input(インプット)」または「入力」と呼んでいます。
TOTEモデルは、まずインプットから始まります。
「それじゃあ、ITOTEモデルじゃないか!」
と思った方もいてるかも知れませんが
細かい事は置いておきましょう!
(私はそう思っちゃいましたので…笑)
インプットをすると
「現在の状態」と「目標(望ましい状態)」が表面化し、
この2つの間にどのような差があるのかを観察します。
これをTest(テスト)と呼びます。
そして、その差を縮めて目標を達成するには
具体的な行動が必要になります。
その行動を起こすことをOperate(具体的行動)と呼びます。
そして、その具体的な行動によって、
目標にどれだけ近づいたかTest(テスト)します。
その後、自分が望む状態になっていれば終了。
つまり、Exit(退出)です。
(目標達成!)
自分が望む状態になっていなければ、
再び別の方法でOperate(具体的行動)をして、
Exit(退出)を目指します。
おさらいをすると、
Input(インプット)
↓
Test(テスト)
↓
Operate(具体的行動)
↓
Test(テスト)
↓
Exit(退出)目標達成!
2回目のテストで退出できない場合は、
具体的行動に戻って次のテストで検証する。
退出できるまで具体的行動とテストを繰り返す。
というのがTOTEモデルのプロセスです。
2回目のテストで上手くいかなかった場合、
一般的には「失敗」と判断するかも知れません。
しかし、NLPでは、
「失敗は存在しない。ただ、フィードバックがあるだけ。」
という前提があり、
—————————————————
「失敗」ではなく
「テスト」を行なったにすぎない。
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と考えます。
テストをしてフィードバックを得られたのだから、
そのフィードバックを基に別の方法を考え、
具体的な行動を再び試すだけです。
別の言い方をすれば、
もし、目標を達成する方法が1つしかなく、
100通りあるなら、
そのうちの1通りの上手く行かない方法が見つかったとも言えます。
つまり、残り99通りを試せば上手くいくということです。
TOTEモデルは、いかがでしたか?
実は、当たり前の事を言っているだけなのですが、
私たちは常にこのモデルを実践できているでしょうか?
もし、落ち込んだり、上手くいかず行動が止まっている間に
一つでも別の方法を試すことができれば、
時間をムダにすることなく目標に近づくことができます。
NLPでは、なりたい自分に近づいていくプロセスで
このTOTEモデルを利用していきます。
本日も最後まで読んでいただき、ありがとうございます。