NLPとは?
「NLPって?何それ?」
数年前までは、
私が「NLP」という言葉を言った後、
ほとんどの人にそう聞かれました。
初耳の人が多かったのです。
最近は、
少しずつ「NLP」という言葉は広まり、
認知されて来ました。
そして、
「NLP?聞いたことあるけど、一体何なんですか?」と
“名前は知っているけど意味は分からない”
というような質問に変わってきました。
そこで、
NLPとはどんなものかを簡単に説明したいと思います。
NLPとは、
Neuro-Linguistic Programmingの頭文字を取ったもので、
日本語では「神経言語プログラミング」と訳されています。
Neuro(ニューロ)は、「神経」のことです。
私たち人間は、目・耳・皮膚・鼻・舌などの感覚器官によって、
五感(視覚・聴覚・体感覚・嗅覚・味覚)を通して情報を取り込み、
その情報から世界を認識しています。
そして、
コンピュータに似たシステムのように五感から得た情報を脳に「入力」し、
それをもとに感情、思考、行動などを「出力」します。
「神経」は、その神経・脳のシステムのことを意味しています。
Linguistic(リングウィスティック)は、「言語」のことです。
私たち人間は、五感を通して得られた情報を処理するために記号化、
つまり「言葉」にしています。
そして、あらゆるものを言葉で表現して伝え合います。
動物の中にも鳴き声や吠え方を変えて、
仲間にメッセージを伝える種はありますが、
すべてのものに名前を付けて言葉でコード化するのは人間だけです。
「言語」というのは言葉の他に、「非言語」も含まれます。
非言語とは、表情、動作、姿勢、呼吸、声のトーンなど、
言葉以外で表現する情報のことです。
よって「言語」は、
五感を通して得た情報を表現するための言葉や非言語のことを意味します。
Programing(プログラミング)は、
そのままで「プログラミング」のこと。
私たち人間は、
さまざまな体験や経験をコード化して、脳に書き込んでいきます。
その書き込まれたものをプログラムといいます。
私たち一人一人の考え方や行動の違いは、
過去の体験や経験によってコード化された
プログラムによって生じているのです。
つまりNLPとは、
「神経」「言語」「プログラミング」の3つの要素から分かるように、
私たちの「神経」の働きを分析し、
「言語」という道具を通じて、
脳の「プログラミング」の過程に働きかけようとする心理学です。
その目的は、
よりよいプログラムをつくり、
望ましい感情・思考・行動を導くこと
にあります。
少し硬い文章になったかも知れませんが、
NLPとはどんなものか?
何となくご理解頂けたでしょうか?
私は、このNLPという実践心理学を知る事になって
起業をするキッカケになりました。
いろいろな事に応用できるので興味があれば、ご自身の起業においてどうNLPを活かせるのか?
探ってみて下さい。
たくさんの可能性がありますよ。
最後まで読んでいただき、
ありがとうございます。