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【嘘の見抜き方】とNLP(後編)

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高杉勇成
起業家だった友人の自殺をキッカケにNLP心理学やコーチングなどを活かし、起業家の事業と心をサポートする起業家パートナーとして活動しています。

起業家パートナーの高杉勇成です。

 

今回は【嘘の見抜き方】とNLP

後編の記事になります。

 

前回、前々回の記事を

見逃した方はコチラをどうぞ

   ↓

【嘘の見抜き方】とNLP(前編)

 

【嘘の見抜き方】とNLP(中編)

 

 

それでは、後編をお伝えします。

 

中編では

【言葉の使い方で見抜く方法】

NLPの視点でお伝えしましたが、

後編では【非言語で見抜く方法】

同じくNLPの視点でお伝えします。

 

 

まず、おさらいとしまして、

非言語とは何だったでしょうか?

 

非言語とは、

ボディーランゲージ、姿勢、声、

表情やしぐさなどです。

 

パメラ・メイヤーさんは、

嘘をつく人の非言語の傾向として

 

1.体を遠ざける

2.下を向く

3.声を低くする

4.尻込みする

5.肩をすくめる

6.まばたきの回数が変わる

7.足を出口側に向けようとする

8.相手との間に物を置いて垣根を作ろうとする

 

などで表れると言います。

 

NLPでは、

嘘を見抜くためではなく、

信頼関係(ラポール)を築くために

相手の言語だけでなく、

非言語を観察することを大切にします。

 

ちなみにNLPでは、

観察することを

キャリブレーションする

という言葉を使います。

 

なぜ、観察(キャリブレーション)することが

大切なのかというと

 

———————————————

相手の世界観をより

理解することができる

———————————————

からです。

 

それができることで

より高いレベルの

コミュニケーションをとることができます。

 

 

例えば、

部下があなたに

分からないことを質問してきて

あなたが答えてあげたとします。

 

首をかしげる男性

 

そして、

部下が「分かりました!」

と言語(言葉)で言っても

非言語では、

 

声が自信なさそうな小さな声だったり、

首をかしげて返事していたり、

目がの焦点があちこちに飛んだり、

何か考え事をしているような

表情で答えていたりすると

本当は分かっていないかも知れません。

 

そのようなとき、

あなたがよく非言語を観察することで

事前に気付くことができます。

 

そして、

部下に対して

「本当に分からないことはないのか?」

と確認することができたり、

「もう一度説明してあげよう」

と再度説明してあげることもできるのです。

 

このようにNLPでは、

五感をフルに使って

観察することを大切にします。

 

五感とは、

視覚・聴覚・体感覚・嗅覚・味覚

のことです。

 

これらの五感を使って、

相手をよく観察するのです。

 

では、どのようなところを

観察すればいいのか?

 

 

それは、

大きく分けると3つです。

 

 

1つ目は、見る観察

視覚を使います。

 

顔の表情、顔色、下唇の様子、

ジェスチャー、姿勢、足の開き具合、

足組、腕組み、足の揺れ、うなづき、

呼吸の速さ、瞳孔の大きさ、汗、

まばたきの速さなどを観察します。

 

 

2つ目は、聞く観察

聴覚を使います。

 

声のトーン、声の抑揚、声の大きさ、

話すスピード、話のリズム、話の間、

話の内容、うなづきの声、呼吸の音、

吐息の音、ため息の音、口癖、

擬態語、擬声語などを観察します。

 

 

3つ目は、感じる観察

体感覚嗅覚味覚を使います。

 

体温、手の感触、身体の感触、

オーラ、直感、空気感、

匂い、味などを観察します。

 

 

以上が3つの観察です。

私たちは普段の会話の中でも

自然と相手を観察して反応していますが、

 

先ほどの項目を意識して

絞って観察することで、

脳は気付きを得やすくなります。

 

もし、ラポール(信頼関係)を

築くために観察力を高めたいのであれば

是非、

意識して取り組んでみて下さい。

 

あくまでも目的は

信頼関係を築くためです。

 

「本音を探ってやろう!」

と相手の嘘を見抜くために観察すると

不快感を与えてしまい、

信頼関係は崩れてしまいますので

目的を間違えないようにしてくださいね。

 

本日は、嘘の見抜き方とNLPの

後編をお伝えしました。

 

このシリーズは3本立てと

なりましたがいかがでしたでしょうか?

 

少しでもあなたのお役に立ったのなら

幸いです。

 

 

本日も最後まで読んでいただき、

ありがとうございます。

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