LABプロファイルとは?
おはようございます!
高杉勇成です。
本日は、NLPスキルの一つである
「LABプロファイル」についてお話します。
「LAB」は、Language and Behavior の
頭文字をとったもので、
言葉と行動の関係性を分析したものです。
「LAB」と書いて「ラブ」と呼びます。
もしも、聞くだけで文字がないと
「LOVEプロファイル」と勘違いし、
「恋愛に関する心理学」
と思う人もいるんじゃないかな?
と感じるは私だけでしょうか?(笑)
さて、、、
説明に戻ります。 。。
LABプロファイルは、
質問を使って、
相手が無意識で使っている
言葉のパターンを把握するスキルです。
「答えの内容」ではなく
「答え方」に注意を払い、
その人が
「何をきっかけにやる気になるのか」
「何でやる気を維持できるのか」
などが、見極められるようになります。
他にも、
「やる気」だけでなく、
「どういう説明を好むのか」
「何に関心があるのか」
「ストレスにどう反応するのか」
「納得するにはどのようなことが必要なのか」
などが分かるようになるのです。
それは、
その人が使う言葉に表れているからです。
LABプロファイルは、
大きく2つのカテゴリーに別れています。
1つ目のカテゴリーは、
「動機づけの特徴」と呼ばれるもので、
別名
「モチベーション・トリガー」
「やる気の引き金」
とも呼ばれているようです。
それは、行動するキッカケを与えるものと
行動する気を奪うものを明らかにするからです。
「動機づけの特徴」の種類としては、
主体性
価値基準
方向性
判断基準
選択理由
変化・相違対応
があります。
2つ目のカテゴリーは、
「行動上の特徴」と呼ばれるもので、
人が情報をどのように
プロセスするかを表しています。
「行動上の特徴」の種類としては、
スコープ
関係性
ストレス反応
連携
システム
ルール
知覚チャンネル
納得モード
があります。
これらの項目毎に
フォーマットされた質問をし、
答えてもらうことで
◯◯型というふうに
相手のパターンが分かるというものです。
ただ、
「すべての人がそのパターンで行動しているのか?」
と聞かれれば、
答えは、、、
「いいえ」です。
なぜならば、
人には柔軟性があるので
状況や場面に応じて
行動の仕方を変えることができるからです。
例えば、
同僚と一緒にいるときのあなたのことなのか、
恋人と一緒にいるときのあなたのことなのか、
仕事場にいるときなのか、
家にいるときなのか。
ある時ある場面で
たまたまその人が
あるパターンを持っていたからといって、
その人が別の状況や場面でも
同じように行動するとは限らないのです。
だから、
LABプロファイルの質問をする場合には、
明確に、
正確に、
状況や場面を見極める必要があるのです。
LABプロファイルを上手く使えば、
さまざまな状況や場面での
コミュニケーション能力は飛躍的に向上し、
自分の行動を状況に合わせて
コントロールすることも可能になります。
LABプロファイルとはどんなものか、
何となくでも伝わったでしょうか?
詳しく知りたい方は、
専門書がありますので
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本日も最後まで読んでいただき、
ありがとうございます。