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初対面の相手と緊張せずに話すには、どうしたら良いでしょうか?

高杉勇成
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初対面で緊張
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高杉勇成
起業家だった友人の自殺をキッカケにNLP心理学やコーチングなどを活かし、起業家の事業と心をサポートする起業家パートナーとして活動しています。

ありがとうございます。

高杉勇成です。

今回は、

「 初対面の相手と緊張せずに話すには、どうしたら良いでしょうか?」

という質問にお答えします。

 

分かります!僕も経験あります!

心臓がバクバクしたり、

手に汗を握ったり、

大勢となると

頭が真っ白になったり、

 

初デートの時ならういういしいですが、

ビシネスの場面で緊張してしまったら

●あなたの能力がフルに発揮できなくなる

その緊張は、相手にも伝わるので

●相手との信頼関係も築きにくくなる

といった事になります。

 

そうなると、当然、売上にも影響するので

起業家にとっては、改善したい悩みですね。

今回は、初対面の相手でも緊張せずに話す

3つの方法をお伝えします。

 

それは、

1.パーソナルスペースを把握する

2.心理アンカーを利用する

3.マインドセットを変える

です。

 

パーソナル・スペースを把握する

パーソナルスペース

「近い!近い!」

「近すぎる!」

「もうちょっと離れて!」

「シンプルに口がくさい!」(笑)

などと、あなたは、相手が近すぎて

そのように思ったことは、ありませんか?

 

満員電車の通勤ラッシュや帰宅ラッシュのときに乗車したら、

当たり前のようにありますよね。

 

これは、自分の領域に相手が入ってきた時に

誰もが感じることです。

 

その領域を

パーソナル・スペース(または、パーソナル・エリア)

と言います。

 

パーソナル・スペースとは、

他人に近づかれるときに不快に感じる空間のことです。

 

簡単にいうと、

人それぞれの縄張りのようなものです。

 

ワークショップ型のコミュニケーション系の

セミナーなどを受講したことがある人は

次のような経験があるかも知れません。

 

相手と話すとき、イスとイスを向かい合わせにし、

座って話すのではなく、

イスとイスを「ハ」の字形にして話す。

これは、パーソナル・スペースを考慮しています。

 

自分のパーソナル・スペースに、

あまり親しくない人が近づくと

緊張したり、警戒したり、イライラしたりします。

 

逆に、親しい人が近づくと

何も思わなかったり、安心したりします。

 

だから、相手との信頼関係によって物理的に距離をとる方が

コミュニケーションがスムーズにいきやすいです。

 

では、パーソナルスペースは、

どのぐらいの対人距離となるのでしょうか?

 

親密な関係(家族・恋人など)では、対人距離45cm以内

個人的な関係(友達・幼馴染など)では、45~120cm

社交的な関係(会社の同僚・ご近所さんなど)では、120~350cm

公共的な関係(個人的な関係がない他人)では、350cm以上

 

と言われています。

 

もちろん、外交的・内交的などの性格の違いもあるので

人によってパーソナル・スペースは違います。

 

また、家族・恋人といっても、

人・状況によっては関係性が違うので

対人距離も変わってきます。

あくまでも参考値として見てくださいね。

 

パーソナル・スペースは、

たくさんの人の前ではなく、

少人数で対面して話すときに

意識して適性な距離を取るときに使えます。

 

僕がたまにやることなのですが、

自分が先に立ち位置(座る位置)を決め、

相手がどのくらいの距離を保って話してくるかによって、

親密度を測るということを試します。

 

それによって、

「もうちょっと、砕けた話しをした方がいいかな?」

と思い自己開示をしたり、

「自分の笑顔が足りないかな?」

と思い笑顔を意識したりすることができます。

 

一対一の対面のときは、

このパーソナル・スペースを意識してみて下さい。

 

心理アンカーを利用する

 

心理アンカーを利用する

心理アンカーを利用しましょう!

「アンカー」というのは、

舟の「錨」(いかり)のことです。

錨は、船が波で動かないように固定するものですよね。

それを心理面で安心できる感情を固定するんです。

 

こんな事例があります。

芸能界の大御所、和田アキ子さんは

極度のあがり性だそうです。

かなり前の話ですが、
あがり性の和田アキ子さんの
エピソードをお伝えします。

ーーーーーーーーーーーーーーーーー

平成17年の大晦日、

NHKの紅白歌合戦でのことです。

心理アンカーを利用する

白組で出場することになっていた和田アキ子さんは、

本番の時間が近づいても、

あっちへ行き、こっちへ行き、

楽屋中を忙しく歩き回り、ある探し物をしていました。

舞台に出るときは、

緊張してあがらない為のお守りとして

いつも、レイチャールズの写真を

懐に忍ばせていた和田アキ子さん。

 

しかし、この日はその写真をどこかに置き忘れてしまったのです。

 

今にも泣き出しそうな

和田アキ子さんに気付いたマネージャーが

ポケットから写真を取り出して言いました。

「ここに、ちゃんと、

レイちゃんの写真はありますから、

落ち着いてください」

 

「ああ、よかった!」

和田アキ子さんは、ようやく写真を見て

「ほっ」と安心し、

ポケットに入れて

堂々と舞台に出て行きました…

ーーーーーーーーーーーーーーーーー

以上がエピソードです。

 

芸能活動何十年の大ベテラン

和田アキ子さんでも、

あがるという事に驚きですね。

 

さて、

和田アキ子さんがあがらない為に

レイチャールズの写真を見るという行為は、

NLPでいうアンカーにあたります。

 

レイチャールズの写真を見る

   ↓

アンカーが発火する

   ↓

安心する

というプログラムが出来ているのです。

 

きっと、和田アキ子さんは

レイチャールズに対して

強いプラスの情報があるのでしょうね。

 

お兄さんに、またはお父さんに

優しく包み込まれるような感情かも知れません。

 

そう言った情報から「安心する」

という反応を起こします。

 

これは、写真を見るという

視覚的アンカーを用いる方法です。

また、写真のように見る物ではなく、

何かを聞いて

聴覚的アンカーを用いることも出来ますし、

何かを触ると安心するといった

感覚的アンカーを用いる方法もあります。

 

しかし、先ほどのエピソードのように

アンカーとなる物自体が無くなったら、

焦ってしまい、

余計に不安を募る恐れもあります。

 

だから、NLPでよく使われている

アンカリングを用い、

自分の身体を使った感覚的アンカーを作る

ということをオススメします。

 

例えば、腕に触れたり、

肩に手を置くなどの刺激と

欲しい感情を結び付けるのです。

 

腕や肩のように自分の身体を利用して

感覚的アンカーを使うと手軽であり、

探し回る心配もありませんよね。

 

あなたも和田アキ子さんのように

緊張する場に出る前に

状態を好転させる心理アンカーを利用する

という方法を活用してみて下さい。

 

マインドセットを書き変える

マインドセットを変える

そもそも、なぜ初対面だと緊張するのでしょうか?

緊張状態というのは、本能的に恐怖を感じています。

 

筋肉に血やエネルギーを供給するため、

心拍数や呼吸が早くなり、

血圧が上昇します。

 

身体が選択を迫られているんです。

「戦うか?」

「逃げるか?」

戦うか?逃げるか?

と言っても、

顕在意識ではそんなことは思っていません。

クライアントやセミナーに来てくれたお客さんと

戦ったり、そこから逃げたりしようなんて思わないですよね。(笑)

 

でも、無意識は、そう感じている

という事です。

 

恐らく、

「上手くいくだろうか?」

「上手くいかなかったらバカにされるんじゃないだろうか?」

「失敗して恥をかいたらどうしよう?」

「完璧にやらないとお客さんが不満に感じてしまう…」

と言った類ではないかと思います。

 

無意識の言葉を言いかえると

「上手くできる自分を見せつけたい!」

「自分が凄いということをアピールしてやろう!」

「失敗したらバカにされるから逃げよう!」

「完璧でなかったら批難されるから逃げよう!」

というような心の声です。

 

戦うか、逃げるかを無意識では思っているんです。

 

だから、これらの無意識の思い込みを変えるのが

根本的で本質的な対策になります。

 

完璧な人間などいない

この世に完璧にできる人間など存在しません。

完璧にできないからこそ、人間なのです。

人間は一人で生きて行くことができない。

周囲の人間が助け合っているからこそ生きて行けるのです。

 

「自分は弱い人間でいい」

「完璧でなくていい」

と自分に許可してあげて下さい。

 

失敗はない!フィードバックがあるだけ

「失敗はない!フィードバックがあるだけ」

これは、NLPの前提と言われるものの一つです。

失敗なんてありません。

思うように上手くいかなかった結果が合っただけ。

だから、思うようにいかなかった原因が分かったのです。

 

エジソンの名言でよく使われている通り、

「失敗ではない。上手く行かない1万通りの方法を発見したのだ!」

という言葉は、ピッタリと当てはまります。

 

最初からセッションやコンサル、

セミナーが上手くいかなくて当たり前。

「上手くいく方法を見つけるために失敗しよう!」

と思えたら、これからの未来は大成功でしょう♪

 

「恥をかかしてやろう」なんて誰も思っていない

「失敗したら恥をかかされる」

なんて思うのは、

ある意味、相手に失礼でもあります。

 

誰もあなたに「恥をかかせてやろう!」

なんて思っていません。

無意識の奥底で、

あなたは人を信用していないのです。

 

もし、あなたが目の前の人達が

「自分のことを絶対にバカにしない」

「自分のことを恥かしい奴だと思わない」

と信じていたら

安心安全な場所だと感じ、

何でもできるし、

何でも発言できるはずです。

 

人を信じ切れないのは、

点数を付けて評価されて育てられてきた

私たちにとっては仕方ない事でもあります。

 

点数が低いと人間が持つ価値自体が低いと

勘違いして育って来たからです。

 

別に親や先生が悪いとか、

社会が悪いとかを言いたいんじゃないです。

「人を信じ切れない自分はダメなんじゃないか?」

と思わなくていいのですよ

と伝えたいから言っています。

 

あなたは、

一生懸命あなたのために何かしようとしてくれる人がいて

その人が失敗したらバカにしますか?

恥ずかしいやつだと思いますか?

 

例えば、

あなたの誕生日に

友人がサプライズでお祝いしようとして

ポロッと言って、企画がバレてしまった!

 

子どもが自分で料理を作ろうと挑戦して

焦げ焦げになってしまった!

 

思わず笑ってしまったとしても

その笑いは、バカにする笑いではなく、

見守るような微笑ましい笑いではないでしょうか?

 

目の前の人は、

あなたの成長を優しく見守ってくれる人だと信じ、

チャレンジして行きましょう!

 

僕の初めてのセミナーは2人でしたよ!(笑)

マインドセットは、気付いて思い込んだもん勝ちです。

自分に都合の良い思い込みをどんどん創り上げて下さいね。

最後までありがとうございます。

 

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高杉勇成
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