近藤太香巳社長の「ウサギとカメ」の話
おはようございます!
ビジネスメンタルコーチの高杉勇成です。
本日は、株式会社ネクシィーズ代表取締役社長
近藤太香巳さんの「ウサギとカメ」のお話をご紹介します。
「ウサギとカメ」って?
そう!あなたもご存知。
童話でおなじみの「ウサギとカメ」です。
簡単に言えば、ウサギとカメが競走した話ですね。
ウサギの方が足が速いので勝つと思っていたけど、
途中で気を抜いて寝ていたら、
その間にカメが抜き去っていって勝ちました。
というお話です。
この話で何を伝えたかったのかというと、
「目標を持ってコツコツ努力する事が大切なんですよ」と
言いたかったわけです。
これでウサギとカメの物語は終わっていますが、
近藤太香巳さんオリジナルの「ウサギとカメ」には
第2幕、第三幕があるのです。
今からする「ウサギとカメ」のお話は、
私がアンソニー・ロビンズ日本初来日セミナーに参加したときの
ゲストスピーカーで登壇された近藤太香巳さんから聞いたお話です。
よくできていて、楽しく学べるところがあると思ったのでシェアしますね。
第2幕の冒頭で動物新聞というのが発行されました。
動物新聞にはデカデカと一面に
「カメがウサギに勝った!」という見出しがあり、
写真にはカメが笑顔でピースサイン。
ウサギは、「クソったれ〜!」と
そして、しょぼんとしているところが載っていて
第2幕はここから始まります。
これを見たウサギさんの気持ちになってみて下さい。
とても腹が立つのが分かりますよね。
例えば、僕(近藤太香巳さん)がウサギだったら
「ふざけんなよ、カメ!」
「人が寝ているときにコソコソ行きやがって!」
「俺の方が速いに決まっているだろう!」
というふうに考えるでしょう。
そこでウサギは、いてもたってもいられなくなり、
カメに電話をしました。
「もう一回勝負してくれ」と。
そしたらカメさんは、
「いいですよ」ということで2度目のレースをすることになりました。
どちらが勝ったかというと、言うまでもなく、
圧倒的な差をつけてウサギが勝ちました。
そして、動物新聞に載りました。
「やっぱりウサギが速かった!」という見出しと
ウサギがピースしている写真が掲載されたのです。
その写真には後ろの方でカメが小さく写っていたのですが、
前よりもいい笑顔でピースをしていたではありませんか!
これを見たウサギは、また腹が立ち、
「お前は何で前よりいい笑顔なんだ!?」
「負けたじゃないか!」
と思いました。
そこでウサギは腹の虫がおさまらないので
カメに電話してこう言ったのです。
「最後の勝負をしよう。そして、どっちが速いか決めよう!」と。
そしたらカメはウサギに
「まだ分からないのですか?ウサギさん」
「もう1回やりましょう。でもコースは僕に選ばせてください。」
と言いました。
そして、
カメが選んだのは、陸と海の併用コースでした。
第2幕目は、
はじめから負ける事はカメが一番わかっていた。
ただ何を目標として走ったかというと、
「自分のコースレコードを塗りかえる」
ということを自分の目標にしていた。
いわゆる「自分に勝つ!」というのが目標だったのです。
それができたから、
もの凄く嬉しくて最高の笑顔でピースサインをしていたのですね。
そして、第3幕目。
ウサギもそれに気が付きました。
そして、どうしたかというと、
陸はウサギの上にカメが乗って、
海はカメの上にウサギが乗って一緒にゴールしました。
「ウサギとカメ」という話しは、
人には得意不得意があって、
その得意な分野をどんどん活かしていって成長していけば、
それによって自分のカラーが出せる。
そして、
さまざまな人がそれぞれのカラーを持って集まったら
大きな夢が叶うんだというお話なんですね。
近藤社長の「ウサギとカメ」は、いかがでしたか?
「目標を持ってコツコツ努力する事が大切」という話かと思ったら、
「ベストを尽くして自分に勝つ」という話になり、
最終的には、
「得意な分野を伸ばして、
それぞれの得意な分野を持った人同士で協力し合えば、
大きなことも成し遂げられる」
という結末に至りました。
面白いストーリーで分かりやすいたとえ話です。
会社の朝礼でも使えそうな話ですね。
ぜひ、シェアしてみて下さい。
本日も最後まで読んでいただき、ありがとうございます。