誰でもアイデアマンに変身できる方法
おはようございます!
ビジネスメンタルコーチの高杉勇成です。
前回の記事
「アイデアを生み出す脳の原則とは?」
は、もう読んで頂けたでしょうか?
今回の記事と関連するので
ご興味があれば読んでみて下さいね。
(下記題名クリックでリンクします)
今回の記事は、
著書 ジョン・C・マクスウェル
「その他大勢から抜け出す成功法則」から、
「誰でもアイデアマンに変身できる方法」をご紹介します。
前回の記事で
私たちの脳には、空白の原則があることをお伝えしましたが、
それにピッタリの例が本を読んでいて
発見したので「おっ!これは紹介しておこう!」と思って
取り上げました。
何かアイデアを探している方にはオススメです。
以下、書籍から引用(一部編集)
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【頭の中に“鳥かご”を下げれば、向こうからアイデアが!】
デルコ社の創業者で発明家でもある
チャールズ・ケタリングは140以上の特許を持ち、
30近い大学から名誉博士号授与されている。
彼は、「考える場所」を持つことを勧めている。
それは、
「ちょうど頭の中に鳥かごをぶら下げているようなものだ。」
という。
おかしな例えだが、ケタリングと友人との間で行なわれた
掛けについての話を聞けば納得がいくだろう。
ケタリングは友人に、
「翌年になったら友人に小鳥を買わせることができる」
と宣言した。
その友人は、相手が誰にしろ、
自分が小鳥を買うとは思えなかったので、
百ドルの掛けに応じた。
しばらくして、ケタリングはその友人に、
スイス製の高価な手作りの鳥かごを贈った。
その友人は、素晴らしくきれいな鳥かごを自宅に持ち帰り、
ダイニングルームに飾った。
だが、客が来るたびに
「鳥はどうしたんだ。死んだのか?」
と聞かれるようになった。
そうなると「鳥は飼った事がない。」という話になり、
結局、最初から事の次第を説明することになった。
そんなことを繰り返しているうちに、
その友人はとうとうインコを買い、
ケタリングに百ドルを支払わなければならなくなった。
ケタリングが言うには、
「頭の中に鳥かごを下げておけば、
そのうちその中に何かを入れておくようになるもの」なのだ。
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いかがでしたか?
空っぽの鳥かご を置いておくことで
中が気になり、中を埋めたくなる。
そう、鳥を入れたくなるということです。
つまり、脳の空白の原則でいうと
疑問を持って脳に空白を作った状態が
空っぽの鳥かごという訳です。
さらに、この話の例でいうと
他者に空っぽの鳥かごが見えるように
飾っていたところもポイントです。
空っぽの鳥かごを見た人たちは、
その中にいるはずの鳥のことが気になり、
鳥かごの持ち主に「鳥はどうしたんだ?」
と聞きます。
これは、
相手に自分の疑問(脳の空白)を伝えることで
相手がその空白に反応するということです。
相手によっては、
「鳥はどうしたんだ?」と言うだけでなく、
後日、鳥をプレゼントしてくれるかも知れません。
つまり、
アイデアを探すには、まず
自分に問いかけ、脳に空白を作ること。
そして、
相手に自分が考えているアイデアを公開して
「それなら、こんなのはどう?」と
相手から出たアイデアをヒントにするのも
アイデアを生み出すコツなのではないでしょうか?
今回の記事で少しでも何かのヒントを得られたのなら幸いです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。