脳の勘違いを利用し、ゴールを実現させる方法
おはようございます!
ビジネスメンタルコーチの高杉勇成です。
私は、コーチでもありますが、NLPトレーナーでもあります。
NLPは、人間の脳のシステムを利用して、
さらに望ましい人生を手に入れるために活用できるスキルです。
本日は、コーチングやNLPでも使われる
その脳のシステムを利用してゴールを実現させる方法についてお伝えします。
脳のシステムと聞くと「何だか難しそう」と思うかも知れませんが、
今回の話しは、簡単です。
それは、脳は「勘違い屋さん」だということです。
例えば、
あなたの目の前に、3センチぐらいのすっぱ〜い梅干しがあるのを想像してみて下さい。
それを手に取ってみて、色や形、におい、触った感触をイメージして下さい。
手に取ったそのすっぱ〜い梅干しは
どんな色ですか?
どんな形ですか?
どんなにおいですか?
どんな感触ですか?
そして、イメージしたら、それを口の中に入れて食べてみて下さい。
いかがでしょうか?
イメージの梅干しなのに勝手に唾液が出てきませんでしたか?
イメージが上手な人は、食べる前から唾液が出てきたかも知れませんね。
これこそが、脳の「勘違い」なんです。
実は、私たちの脳は、「現実」と「想像」を区別することができません。
今、起きていることが現実であろうと想像であろうと
同じ神経回路を使って処理され、各器官に指令が出されるのです。
大好物を想像しただけで唾液が分泌されたり、
大好きな人のことを考えただけで顔がニヤけてしまう
という反応が引き起こされるのは、すべて脳の勘違いによるものなのです。
このように、ある体験を想像したり、思い出したりしているときも
脳にとっては現実に体験しているのと同じ作用が働いています。
何かをイメージするということは、
脳にとって現実に体験していることと同じなのです。
では、その脳の勘違いを利用して、ゴールを実現させる方法とは何でしょうか?
実は、もう答えを言ってしまっているようなものなのですが、
望むゴールをイメージするだけです。
望むゴールをイメージすることによって脳の勘違いシステムが働き、
イメージを現実のものとしてインプットすることができるのです。
例えば、
あなたが「新たな事業を立ち上げて会社を作りたい!」
という目標を持っているとして、
設立日は◯年◯月◯日。
立地は◯◯で、
社名は◯◯株式会社。
広さはどのくらいで、社員は何名か。
自分はどのように働いて、
社員とどんなコミュニケーションをとっているのか。
自分や社員はどんな表情をしているのか。
お客様とどんな会話をし、
お客様はどのように喜んでいるのか。
そして、その時の自分はどんな気持ちなのか・・・
などのイメージをどんどん広げるのです。
より具体的にイメージの世界を膨らませていくことで
臨場感が生まれ、ワクワクすることでしょう。
このときの感情を感じることが非常に重要です。
このようなイメージによって、
いま何をすればいいのかを潜在意識(無意識)にインプットされ、
目標実現へ必要な情報が入り込んでくるようになり、
行動も当たり前のようにできるようになるのです。
あなたのゴールは何ですか?
ワクワクする感情が生まれるぐらい臨場感あふれるイメージをしてみましょう!
そして、あなたの目標を実現させましょう!
本日も最後まで読んでいただき、ありがとうございます。