経営者や起業家に多い悩みとは？
おはようございます！
ビジネスメンタルコーチの高杉勇成です。
あなたは今、
「やることが多すぎて、
何から手をつけたらいいのか分からない！」
という悩みはありませんか？
とくに経営者や起業家の方などは、
そういった悩みが多いと思います。
「問題が多すぎて、どれから解決していったらいいのか分からない！」
「やりたいことが多すぎて、何からすべきなのか分からない！」
といった悩みです。
このような状態は、
意識の中で問題や、
やりたい事がごちゃごちゃになっています。
思考は堂々巡りし、
先に思いついたものや
簡単なものから
行動してしまいがちです。
あれやこれやと、
やらなければならないことが多すぎて
意識が散漫になっているからです。
それもそのはず、
脳の特徴として、
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意識は複数の情報を
捉えることができない
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からです。
例えば、
目の前に気になる人がいると、
例え周囲にたくさんの人がいても
周囲のことは目に入らず、
その人の行動や表情、
しぐさなど、
そのひとのことばかりが目に入ったり、
その人の声ばかりが
よく聞こえるといった経験をした人も
多いのではないでしょうか？
このような体験は不思議なことでもなんでもなく、
「気になる（意識している）人」の
ことばかりが目についてしまうのは
当然なのです。
意識は、
焦点を当てたものしか
気付きません。
意識は、
一度にたくさんのことを捉えることができないのです。
例えば、
次のワークをしてみてください。
今、あなたの周囲にある
“黒いもの” が
いくつあるか見てください。
１〜１０個？
１０〜２０個？
２０個以上？
何個ありましたか？
そして、目をつぶって・・・
さっきみた光景の中で
“赤いもの” は
いくつありましたか？
（実際にひとりでやるときは、
上記の質問を知ったらすぐに目をつぶって下さい）
いかがでしたか？
黒いものを意識していたときは、
黒いものが簡単に目に入ってきたと思いますが、
黒いものに意識がいっているため、
赤いものは存在していても
入って来なかったのではないでしょうか？
これが、
意識は焦点を当てたものしか
気付かないということの体験です。
「やることが多すぎて、
何から手をつけたらいいのか分からない！」
という方は、
意識では、
やることがたくさん分かっているので、
意識を整理して、
やることを絞って行動すればいいのです。
そのひとつの方法に
優先順位を付けるというやり方があります。
よく言われるのは、
緊急性と重要性のマトリックスで示し、
１．緊急で重要なこと
２．緊急でないが重要なこと
３．緊急で重要でないこと
４．緊急でなく重要でもないこと
の４つに分けて、２．の緊急でないが重要なことを意識して
行動すると良いということが言われています。
（代表著書「７つの習慣／スティーブン・R・コヴィー」）
しかし、
それが分かっていてもなかなか簡単にできない人も多くいます。
そういった方がよくコーチングを受けられます。
もちろん、クライアントから
「緊急性と重要性を見極めて優先順位を決めたい！」
と要望があればそれに沿ってコーチングをしますが、
正直、私自身は、
やることを緊急性と重要性を使って４つに分類したりしません。
（ただ、緊急性と重要性の意識はしています。）
どうしているかというと、
自分の望む未来をイメージし、
ゴールの達成感を味わい、
そこから見えるやるべきことから取り組んでいます。
「ゴールから現在に向かって線を引き、
逆算式で行動を決めていく」
というやり方です。
これも多くの成功者たちがやっている手法です。
ゴールを達成したときの感情を先取りすることで
行動力は飛躍的に上がります。
もちろん、目的が明確でないと
行動力が上がっても違う方向に進んでしまいます。
その場合は、
事前に目的を明確にするコーチングが必要になります。
あなたの望む未来はどんなイメージですか？
見えるもの、
聞こえるもの、
感じるものを
ありありと再現してみましょう！
ワクワクする未来の自分を感じ、
そこから見えるやるべきことをやって下さい。
本日も最後まで読んでいただき、
ありがとうございます。
