社員がやる気を出す方法とは?
おはようございます!
ビジネスメンタルコーチの高杉勇成です。
本日は、私が尊敬している経営者のうちのひとり、
日本電産の永守社長が言う「人間の能力」についての記事です。
永守社長は、人間の能力について、次のように述べています。(一部編集)
「人間の能力を大きく分けるとIQとEQがある。
頭がいいとか、立派な大学を出ているといったIQ的なものはそんなに大きな差はない。
天才は別にして、せいぜい最高5倍ぐらい。普通は2倍ぐらいですよ。
しかし、やる気ですとか、EQというのは、100倍の差があります。」
このように、永守社長は、社員たちの IQよりもEQを評価しています。
だから、日本電産では、いまだに学科試験をしたことがないそうです。
ちなみに「IQ」とは、Intelligence Quotient の略。
知能指数という意味で、
知能検査の結果の表示法のうち標準偏差を用いた表示方法のことをいいます。
そして、「EQ」とは、Emotional Intelligence Quotient の略。
心の知能指数という意味です。心の知能とは、自己や他者の感情を知覚し、
また自分の感情をコントロールする知能を差します。
永守社長は、頭がいい社員より、感情をコントロールし、
やる気を出すことのできる社員の方が100倍結果を出すことができる
と言っていると言い換えることができます。
これは、永守社長が経営をしてきた中で、目の当たりにした経験なので、説得力がありますね。
あなたは、社員がやる気を出すことでどんどん行動し、
100倍の結果を出すのであれば、その方法を知りたいですか?
もし、その方法を知ってが実現できたら会社の売上アップにも繋がりますよね。
では、やる気を出すための「感情をコントロールする方法」は、
どのようにしておこなうのでしょうか?
それには、3つのポイントがあります。
1.フィジオロジー(身体)
2.フォーカス(焦点)
3.ランゲージ(言葉)
この3つをコントロールすることで感情は一瞬で変えられます。
詳しくは、少し先になるかも知れませんが、後日当メールセミナーを立ち上げたときに
ご紹介していきますので、興味があれば、登録して読んでみて下さいね。
やる気を出す方法は他にもあります。
感情をコントロールする方法をマスターすることが重要なのですが、
過去のブログ記事でもご紹介した基本的な脳のプログラムを利用するのも一つです。
それは、「脳は快楽を求めて痛みを避ける」という基本的な脳のプログラムです。
例えば、
「ノルマを達成するとボーナスが2倍!」
というようにすると、
「ボーナスが2倍!」という快楽を求めて、やる気を出す社員がいてます。
反対に、ノルマを与えて、
「ノルマを達成できなければボーナスなし!」
というようにすると、
「ボーナスなし!」という痛みを避けるためにやる気を出す社員もいてますよね。
このように、快楽を求めてやる気を起こすか、
痛みを避けるためにやる気を起こすかの違いです。
一時的には、痛みを避けるための方が人は行動する傾向にあります。
ただし、長続きしません。
やはり、痛みを避けてばかり行動するのは辛いですよね。
だから、快楽を得るために行動をするしかけが必要です。
ブログ記事の文字数がノルマの1000文字を超えたので、
本日は、この当たりにしますね。
あっ!ちなみに私はブログ記事のアップにノルマを設けています(最低3回以上/週)が、
痛みを避けるためでなく、快楽を求めて記事を書いていますよ(笑)
社員さんが快楽を求めて行動するしかけを考えてみましょう!
本日も最後まで読んでいただき、ありがとうございます。