町工場社長の社員をやる気にさせるマネジメントとは

おはようございます！

ビジネスメンタルコーチの高杉勇成です。

 

今日は、

町工場社長の社員をやる気にさせる

マネジメントをご紹介します。

 

その社長は、

町工場の中里スプリング製作所の社長です。

 

中里さんは、

ユニークなマネジメントをする社長

として知られています。

 

中里スプリングの主力商品は、

いろいろな種類のバネです。

 

中には、脳手術を行うときに血管を

一時的に止めるための

止血クリップまで作っています。

 

その長さは、わずか３ミリ。

すごい小さい物も作れるんですね！

 

実は、中里社長の会社の技術力は、

業界でも高く評価されており、

全国１４００社以上の取引先から

連日注文が入ります。

 

その高い技術力は、

中里社長のユニークなマネジメントの賜物だ

と言われています。

 

そのマネジメントとは、、、

 

 

 

ヒントは、工場の一角にあります。

そこには、社員さんたちが、

バネやバネを作る材料を使って作った

アート作品が展示されているんです。

 

例えば、

ガンダムをイメージして作ったロボット、

花かご、ススキのオブジェ、

カブトムシのオブジェなど、

それぞれが作りたいモノを作っているそうです。

 

中里社長は、

年に２回社員を選抜して

最大１００万円を支給。

 

社員さんに自由にモノづくりをさせて、

技術力をアップさせているんです。

 

しかも、そのアート作品の中には、

「取引先から譲って欲しい！」と殺到し、

銀座のショーウィンドウを飾ったり、

花屋さんのディスプレイとして

商品に繫がったものもあるそうです。

 

技術力も上げながら、お金も得る。

まさに、一石二鳥ですね。

 

中里社長の

「言われたモノを作るよりは、

自分で好きなモノを作れるのが、

モノづくりが好きな人にとっては快感なんだ。」

 

という言葉からは、

モノづくり好きの人を理解しつくし、

大切にしていることが伺えます。

 

社員さんの中には、

自発的に休日の土日に会社に来て、

モノづくりをする人も増えてきているそうです。

 

そして、

「よその会社では絶対にあり得ないことなので嬉しい！」

と社員さんは、

とても満足しているようです。

 

見事にやる気をうまく引き出しながら、

技術力をアップさせていますね。

 

「いろいろコストがかかったりして

大変なんじゃないですか？」

 

という質問に対して、

中里社長は、

「いいわがままをするのが町工場だ。」

とかっこいいコメントをしています。

 

いかがですか？

 

 

 

見事なマネジメントだと思いませんか？

 

 

 

生き生きと楽しく働くのが仕事の本質。

あなたやあなたの社員さんたちは、

生き生きと楽しく働いていますか？

 

 

 

もし、そうでないなら、

どんな企画をすると

仕事がワクワクするほど、

楽しくなりますか？

 

中里社長のマネジメントを参考にして、

新しいアイデアを創造して見ましょう！