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決断力の高め方

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高杉勇成
起業家だった友人の自殺をキッカケにNLP心理学やコーチングなどを活かし、起業家の事業と心をサポートする起業家パートナーとして活動しています。

おはようございます!

ビジネスメンタルコーチの高杉勇成です。

 

あなたは、居酒屋さんによく行きますか?

 

 

 

居酒屋と言えば有名なのが「和民」ではないでしょうか?

 

 

 

その「和民」を経営している渡邉美樹社長は、

インタビュアーの「悩みはありますか?」という質問に対してこう答えています。

 

「ありません。」

「私は経営者ですから、いろんな心配事はあります。

その心配事を毎日打ち消すべく、すべての手を打ち続けているわけです。

明日になれば、またその心配事はたくさん起きます。」

 

このコメントを聞いてあなたはどう思いますか?

 

 

 

「悩み事」ではなく、「心配事」。

捉え方の違いもあるかも知れませんが、

渡邉社長のコメントからすると

「悩んでいる暇はない!」

という印象を受けました。

 

常に問題が発生したら打ち消す、

リスクが生じそうになったらそれを事前に打ち消していく。

問題が発生したら、解決をせずに考えている時間が「悩み事」で、

問題が発生したら、解決方法をすぐに示して行動するのが、渡邉社長がいう「心配事」。

 

解決せずに放置している時間が短いので悩み事とは思わないのでしょう。

では、渡邉社長のように速く決断するためには、どうしたらいいのでしょうか?

 

 

 

方法はいろいろあると思いますが、私は簡単にできるトレーニングとして、

メニューのオーダーを1秒で決める練習をオススメします。

 

決断に迷うということは、悩むということですが、

これは判断材料が足らないため、論理的に判断できないために起こります。

つまり、意識的に顕在意識が判断できないのです。

 

顕在意識では、損をするか得をするかであったり、

責任を負えるかどうかや完璧でありたいというようなことを考え過ぎてしまい

なかなか判断ができません。 

 

であれば、無意識的に潜在意識が判断する直感を利用するのです。

直感は、今までに経験してきたデーターを通じて下された判断です。

決してデタラメにした判断ではありません。

 

将棋界始まって以来の七冠達成をしたプロ棋士の羽生善治さんも

著書である「決断力」の中で、直感の7割は正しいと述べています。

もちろん、個人差はあると思いますが、直感を磨いていくことはできます。

 

その練習にオススメなのが先ほど、

ご紹介したメニューのオーダーを1秒(直感)で決めるということです。

飲食店などに入り、メニューを見たら即決めるんです。

 

メニューが豊富な場合は、全て見ることができないかも知れませんが、

見たメニューの中からすぐに決める。

決めた後、めちゃめちゃまずかったり、

後から他に食べたかったものがあったりして失敗することもあります。

 

しかし、

それも全て経験値として無意識にストックされているので、

次回、同じような場面のとき失敗は起きにくくなります。

 

私もたまにこの練習をやりますが、

メニューが文字ばかりのお店では直感が冴えず、

顕在意識では絶対に注文しないであろうものが出てくるときもあります。(笑)

 

それもまた、新しい経験なので何かしら自分にプラスになっていると考えています。

あくまで決断を早くするのがメインの練習ですので、正確さは保証しません。

また、重要な決断を直感で決めて失敗しても自己責任でお願いしますね。

 

決断が速いほど、悩んで増えるストレスが減ったり、

時間を有効に使えるといメリットがあります。

ぜひ、あなたにも和民の渡邉美樹社長のように、迅速な決断力が身に付くといいですね。

 

今回は、ゲーム感覚で楽しめる決断力の高め方をお伝えしました。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

 

 

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