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日本一の駐車場経営者から学ぶ経営のヒント

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起業家だった友人の自殺をキッカケにNLP心理学やコーチングなどを活かし、起業家の事業と心をサポートする起業家パートナーとして活動しています。

おはようございます!

ビジネスメンタルコーチの高杉勇成です。

 

あなたは街中に車を停めるとき、どこに車を停めていますか?

 

 

 

もちろん、駐車場ですよね。

本日は、

誰もが1回は停めたことがあるのではないか?

と思うぐらいたくさんの駐車場を持っている会社。

 

黄色い看板でおなじみの

時間貸し駐車場「タイムズ」の経営者から学びましょう。

 

タイムズを運営している会社は

「パーク24」という社名で、社長は西川光一さんです。

 

パーク24は、現時点で全国に約14000カ所に駐車場を展開しており、

業界シェアは4割でダントツの1位を走っています。

 

供給台数にすると、約55万7200台。

年商は1554億円。

売上に関しては、25期連続で売上アップを果たしています。

 

やはり、業界1位だけに、学ぶべきところがたくさんあります。

 

パーク24は、

営業マンへ「不動産屋よりも詳しくなれ!」

という流儀があり、

営業マンは自分の足で情報を集めることに力を入れています。

 

例えば、空き家や空き土地を探したり、

行列ができるお店がないかを探したりします。

 

行列ができるお店がある場合、

駐車場が足らないケースが多いので、

そこから200メートル以内に駐車場にできそうな土地はないかを探すそうです。

 

当たり前のようですが、こういった地道な努力が1位に貢献しているのでしょう。

 

 

タイムズは、場所によって料金が違います。

 

もちろん、その場所の地価が大きく影響していますが、

十数メートル離れているだけのタイムズ同士でも、

一日の最大料金が500円ぐらいちがう箇所もあります。

それは、なぜでしょうか?

 

 

 

答えは、ひとつの駐車場は近くに大通りの交差点があり、

入るときに後続車に迷惑をかけてしまうので、

心理的に抵抗があり入りにくいので安い料金設定に。

 

一方、その十数メートル奥の駐車場は、

そういった心理的抵抗が低いので手前の駐車場より高く料金を設定しています。

 

まさか、料金設定にそういう心理面も関係しているとは私も知りませんでした。

そういった料金設定の工夫により、駐車場の稼働率を上げています。

 

 

稼働率といえば、

他にも17時で閉める区役所などの駐車場をタイムズが運営し、

17時以降も利用できるように仕掛けています。

 

そういった空いているのに停められなかった駐車場を停められるようにすることで、

利用する側も便利になり、タイムズも売上を伸ばし、

また、駐車場を貸す側にも賃料が入る上、管理しなくていいので

まさにWIN-WINの関係が築かれる素晴らしいビジネスモデルです。

 

さらに、最近のタイムズは進化していて、ネットワークが整っています。

例えば、

近くにタイムズの駐車場がどこにあるかを探したいとき、専用のアプリがあります。

 

タイムズの駐車場がどこにあるか分かるだけでも便利なのですが、

停めたい駐車場が満車の場合、困りますよね。

 

なんと、そのアプリは駐車場の場所を示すだけでなく、

空き状況までも分かるようになっているんです

 

アプリの画面には、

タイムズの駐車場の色が赤・黄・青の3色に分かれて表示されています。

赤は満車。

黄色は混雑。

青は空車。

なんとも便利なアプリですね。

 

タイムズの駐車場は、独自のオンラインシステムで管理されています。

 

例えば、

「ゲートが開かない」

などのクレーム対応をオンラインでやり取りして解決したり、

 

駐車場の精算機のつり銭切れや領収書用紙切れなどを

近くのメンテナンススタッフに知らせる機能があったり、

各駐車場の売上一覧はもちろん、区画ごとの売上も把握できるなど優れたオンラインシステムです。

 

このシステムを、

タイムズ オンライン ネットワーク インフォメーション センターと呼び、

それぞれの頭文字を取ってTONICと呼んでいるそうです。

 

このTONICを導入したのが11年前になるそうなのですが、

提案者は当時、営業部門のトップであった西川光一社長です。

 

西川さんは、当時20億円の利益にも関わらずTONICを導入するに当たって、

40億円の投資を社長に依頼しました。

 

社長からの返事はNOでしたが、諦めることなく3度の交渉によって、

「そこまで言うならやってみろ!」

と投資を認めてもらえたそうです。

 

その成果があって、今のパーク24の業界1位があると言っても過言ではないでしょう。

 

投資を依頼して断られる。

投資を依頼して断られる。

何回も断られるとメンタル力が弱い人では、諦めると思うのですが、

西川社長はメンタルが強く、3度の交渉に挑みました。

 

20憶の利益で40億円の投資を依頼することも、かなりのプレッシャーになります。

 

もし、投資を認められても失敗すると会社を傾けてしまう恐れもあるからです。

そんな大きな提案をするのも、かなりのメンタル力が必要になることでしょう!

 

西川社長が断られても提案し続ける、

会社が傾くかも知れないけれど大きな投資をしてもらって新しいことにチャレンジする。

それが出来るようになるには、自分を信じる力・未来を信じる力が必要になります。

 

ビジネスメンタルコーチングでは、

自分の価値観を明確にしたり、自分の使命を探求したりします。

 

さらに、将来のビジョンを明確にして、

そのビジョンでの自分のポジションをはっきり見えるようにしていきます。

 

それができるようになると自分や未来を信じることができ、

西川社長のようなメンタル力を手に入れることができます。

 

まずは、あなたの価値観をハッキリさせるところから始めましょう!

 

後ほど、当メールセミナーで、

あなたの価値観を探していくやり方を伝えていきたいと思いますので、

登録フォームが整備できましたら是非、登録してみてくださいね。

 

本日も最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

 

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