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新潟生まれの曲げない経営術!(前編)

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高杉勇成
起業家だった友人の自殺をキッカケにNLP心理学やコーチングなどを活かし、起業家の事業と心をサポートする起業家パートナーとして活動しています。

おはようございます!

ビジネスメンタルコーチの高杉勇成です。

 

 

 

本日は、

 

たった一人で新潟の荒れ地で格闘して20年。

 

全人生をワイン作りに捧げた男。

 

ワインのためにレストランを続々回転。

 

ワインのためにリゾートホテルを建設。

 

そして、ワインのためならツアー客も子供も立ち入り禁止!

 

 

 

万年2流の国産ワインと決裂。

 

頑固ワインで年間来客数30万人、東京からのお客も殺到させた

 

カーブドッチ経営者の落 希一郎社長から

 

曲げない経営術を学びましょう!

 

ワイン 

 

カーブドッチという会社は、ワインを扱う会社です。

 

カーブドッチという名前の由来は、

ワイン作りの原点である樽や瓶を貯蔵する「穴蔵」のことを「カーブ」と呼び、

落という名字を足して

 

落の穴蔵 → カーブ・ド・オチ → カーブドッチ

という風に付けられたそうです。

 

ユニークな命名ですね。

 

 

カーブドッチの場所は新潟だというのに、東京や福島や名古屋など、

様々な遠方の地域からお客さんが殺到しています。

 

ここのお客さんは、TVで放送されることを知ると

「ええ〜!放送されるんですか?」

「誰にも教えたくないのに!」

とコメントするほど熱烈なファンなのです。

 

 

カーブドッチは、新潟の田舎にあるのですが、

まるでヨーロッパのような風景が広がっており、落ち着ける雰囲気があります。

 

しかし、訪れるお客さんのお目当ては、この風景ではありません。

 

ワイナリーが人気なのです。

 

 

レストランの周りには約700ヘクタールの広大なブドウ畑。

 

そこには世界的に人気の赤ワインの品種

カベルネ・ソーヴィニヨンやメルローなど

ワイン専用のブドウが総を連ねています。

 

カーブドッチでは、このブドウを使って

年間 約6万本のワインを作っています。

 

 

ワイン売り場は、いつも賑わっていて

試飲は、どの銘柄でも1杯100円とお手頃な値段です。

 

1番人気のカルベネ・ソーヴィニヨンの1本の値段は、

3500円程度です。

 

お客さんは、そんなワインを2本3本、多い人は箱買いで10本以上買っていきます。

 

 

落社長が、そんな人気のあるワイナリーを造成し始めたのは1992年。

ワイン作りとは無縁の地。

新潟でカーブドッチを作り上げました。

 

頑固一徹。

落社長のワイン作りに「妥協」の文字はありません。

 

収穫したブドウは手作業で一粒一粒選別しており、

人手がかかる作業でも決してその手間を惜しみません。

 

ワインの味を左右するのは、

ブドウをつぶして発酵させる醸し(かもし)という工程。

およそ2週間、毎日手作業で混ぜ合わせることで

ブドウを最高の状態で発酵させています。

 

 

このようにして、手間をかけて良いワインができあがるのですが、

落社長は、流通にのせて東京などで売ろうとは考えていません。

 

そのことについて落社長は次のように語っています。

 

「競合するのは嫌だから東京に出たり店を構えることはしない。

東京の人を地方に呼ぼうと。

地方の人が東京に行ってプレゼンするのとは

逆の運動の方が理にかなっている。」

 

このように述べ、

ワインドッチを思う存分ワインを楽しめる空間を作り上げることを決断します。

 

 

その空間作りのひとつが敷地内に点在する数々のレストランです。

 

例えば、南フランス風レストランやドイツレストランなどがあり、

ここでは、全てがワインを楽しむための料理が出されています。

 

そして、カーブドッチのレストランでは、

小学生未満の子供は立ち入り禁止というルールがあります。

 

これは、子供たちが騒ぎ放題でも注意しない親がいると

周囲のお客様に迷惑をかけてしまうので

その方々の気持ちを尊重してそのようなルールにしたそうです。

 

 

さらにカーブドッチには、

美しい山並みを眺めながら入れる露天風呂や

その2階には、ブドウ畑が望めるオシャレな宿泊施設もあります。

 

これも車で来たお客さんに

「安心してワインを楽しんで欲しい!」

という願いから作られています。

 

 

他にも、観光バスなどの団体客はお断りしています。

それは、

「団体客が来ると一般のお客様が利用できなくから」

という理由からしているそうです。

 

こうして、

落社長は新潟の地に誰もが魅了するワインの楽園を作り上げました。

 

 

今では成功者である落社長ですが、

成功する前は、どのようにしてカーブドッチを作り、

売上をアップさせていったのでしょうか?

 

 

 

長くなりましたので次回は、この記事の後編をお伝えしますね。

 

何だかこの記事を書いていると

カーブドッチに行きたくなって来ました!(笑)

 

あなたも機会があれば是非、行ってみてはいかがでしょうか?

 

 

 

本日も最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

 

 

 新潟生まれの曲げない経営術!(後編)はコチラ

 

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