成功者の質問とは?(ベンジャミン・フランクリン篇)
ありがとうございます。
高杉勇成です。
前回の記事では、
無意識(潜在意識)が
自分自身に問いかける質問は
1日に3万回〜6万回ある
ということをお伝えしました。
そして、その質問は
回数ではなく、内容が重要で
成功者たちはどのような内容の質問を
自分にしているかをお伝えしました。
本日の記事は、
1700年代の成功者である
ベンジャミン・フランクリンが
毎日していたと言われている質問の
一例をご紹介します。
ベンジャミン・フランクリンは
アメリカ合衆国の政治家であり、
物理学者でもあり、著述家でもあります。
印刷業で成功した後、
政界に進出し、アメリカの独立に
多大な貢献をしました。
その貢献の象徴が彼の肖像画です。
彼の肖像画は、
米100ドル紙幣に描かれており、
成功者と認められた人物と言えます。
それでは、早速
そのベンジャミン・フランクリンの
質問例をご紹介しますね。
彼は、自分自身に
毎日、ある2つの質問をしていました。
その質問は単純ですが、
質問するのとしないのとでは、
大きな違いが表れます。
その1つ目の質問は、
朝、起きたときに
—————————————————
「今日は
どんな良いことをしようか?」
—————————————————
と質問していたのです。
めちゃめちゃ単純ですね。
この質問を自分に投げかけ、
今日一日の行動指針にし、
実践していたようです。
そして、2つ目の質問は、
夜、寝る前に
—————————————————
「今日は
どんな良いことをしたか?」
—————————————————
と質問していたのです。
これまた、めちゃめちゃ単純ですね。
つまり、
一日の始まりに
どんな良いことをするのかを決めて
日中意識して実践し、
一日の終わりに
実際にどんな良いことを
したのかを振り返ります。
ベンジャミン・フランクリンは
この質問を毎日していたと
言われています。
「良いこと」とは
非常に抽象的な表現なので
その「良いこと」に対しても
いろいろな質問が生まれてきます。
例えば、
良いこととは何なのか?
自分に良いことか他人に良いことか?
自分に良いことはどんなことか?
他人に良いことはどんなことか?
他人はどんな良いことをしたら喜ぶのか?
他人はどんな良いことをしているのか?
このように「良いこと」に
焦点を当てることで
いろいろな質問も生まれ、
抽象的だった
「良いこと」の定義が明確になり、
その定義に基づいた実践が
できるようになってきます。
さらに、
「どんな良いことをしたか?」
を振り返ることで
「自分はこんなに良いことをした」
と確認をし、
「自分は良いことをする人間だ」
「自分は良い人間だ」
と自分自身を認めることになります。
それによって、
セルフイメージも上がるので
より自信がつき、
「良いこと」の行動を
加速させたのではないでしょうか?
ベンジャミン・フランクリンは、
この2つの質問に私心なく
正直に答えることで
利他の心が身に付き、
他者や社会に貢献することが
できたのだと考えます。
さて、ベンジャミン・フランクリンの
質問はいかがでしたか?
もちろん、今回の質問が
一番良いわけではありません。
一番大切なのは
あなたにとって良い質問です。
あなたが
どんな人物になりたいのか?
どのような日々を過ごしたいのか?
を決めて、
それを導いてくれるベストな質問を
自分なりに考えて実践してみましょう。
もちろん、
ベンジャミン・フランクリンの質問を
そのまま、使ってみても良いでしょう。
あなたはどんな質問を
自分に問いかけますか?
本日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。