成功を飛躍させる世界メーカーの習慣とは?
おはようございます。
ビジネスメンタルコーチの高杉勇成です。
本日は、「成功を飛躍させる世界メーカーの習慣とは?」
についての記事です。
コーチングのセッションでは、クライアントさんに
「どうなりたいですか?」という質問をしてゴールを確認します。
そして、いくつかの質問をしてゴールが明確になれば、
そのゴールを達成する目的を確認します。
「目的の確認はいるの?ゴールの確認だけで充分じゃないの?」
と思う方もいてるかも知れませんが、
目的を確認することは重要です。
ゴールはあるけれど目的が何か分からない、
目的を確認するとゴールとずれている。
というクライアントさんがときどきいてます。
もし、そのまま目的を確認せずコーチングセッションを続けてしまったら
ぜんぜん行きたくもないところに着いてしまいます。
セッションを重ねゴールを達成しても
「何か思っていたのと違う・・・」という感覚を抱くはずです。
そうなっては、本末転倒。
だからコーチングにおいて目的を確認することは重要なのです。
ここで、P&Gの社員たちがしている「ある習慣」をご紹介しましょう。
P&Gは、世界最大の消費財メーカーです。
代表的な商品は、アリエール、ボールド、ジョイ、ファブリーズ、
パンテーン、パンパース、ウィスパー、SKⅡなどです。
あなたも聞いたことがある、または使っている商品ではないでしょうか?
そんなヒット商品を生み出すP&Gの成功の秘訣は、「ある習慣」なのです。
それは、
「目的は?」
と聞くことが習慣になっているのです。
例えば、
上司に「ちょっとお伺いしたいことがあるのですが、よろしいですか?」
などと聞くのはNGです。
このように言うと必ず「目的は?」と聞かれます。
例のような質問では、相手に何をしてもらいたいのか、はっきりしないし、
相手からしてみても不明瞭なリクエストになります。
この場合、例えば、
「〇〇の件でアドバイスを頂きたいのですがよろしいでしょうか?
目的は△△です。私は〜のように考えています。なぜなら××だからです。
部長のアドバイスをよろしくお願いします。」
などと言ったりします。
また、会議の途中では、
「待って、このプロジェクトの目的は何だっけ?」
「この会議の目的は何だっけ?」
「それは何の目的で行なうの?」
などと、1つの会議の中でも、
「目的」という言葉が何回も出て来るそうです。
それほど、「目的」を意識する習慣を根付かせているのです。
目的を明確にすることで
1.自分の頭が整理される
2.やるべきことの取捨選択ができ、効率があがる
3.目的を達成するためにどうすればいいかを脳が探し出すので成果がでる
つまり、行動と成果が結び付きやすくなるのです。
この「目的は何?」ということを徹底するP&Gの習慣が
成功を生み出す秘訣なんですね。
ぜひ、あなたも習慣付けることをお勧めします。
個人のプライベートでも使えますし、
もちろん社内で使うことも大きな成果を生み出すことでしょう!
あなたのゴールは何ですか?
そして、その目的は何ですか?
本日も最後まで読んでいただき、ありがとうございます。