思い込みを捨て、人生を面白く過ごすコツ
おはようございます!
ビジネスメンタルコーチの高杉勇成です。
私の地元の大阪では、だんじり祭りの時期がやってきました。
だんじり(地車)とは、神社の祭礼に奉納される、
笛・太鼓・などを乗せた曳き物のひとつです。
今は、だんじり祭りは見物するほうで参加していませんが、
小さい頃は参加していました。
皆で綱を引っ張ってだんじりを動かしたり、
だんじりに乗って太鼓を叩かせてもらったりしていました。
とても迫力があり、威勢のいいお兄さん達に若干オドオドしていましたが、
周囲の大人たちが子供にかえったように思いっきり楽しんでいるので
それが何だか楽しかったという想い出があります。
あなたは、お祭りが好きですか?
もしも、お祭りだけでなく、
他の事も「くだらない!」「つまらない!」と
頻繁に思っているのであれば、
「人生は、お祭りだ!」と思ってみてはどうでしょうか?
「お祭りはくだらない」と言ってしまえばくだらない。
しかし、お祭りに参加している人にとっては面白くて仕方ないのです。
「くだらない」という思い込みをしていると、
面白い!楽しい!嬉しい!などの体験を回避することになります。
「くだらない」という思い込みを持つことによって、
自分から面白い体験をするチャンスを逃していることになります。
「くだらない」という思い込みを持つ事によって、
自分から面白い体験、楽しい体験、嬉しい体験
といったような機会を拒絶してしまっているのです。
だんじり祭りだけではなく、
いろいろなお祭りを見に行ったり、参加することで、
お祭りの楽しさが分かってきます。
お祭りの他にも、
例えば、世の中には「グルメ」という
“食”を楽しむことに対して趣を持つ美食家がいます。
彼ら彼女らは、美味しいものを味わえる能力があるから
美味しさを楽しめるのではありません。
美味しいものを食べるうちに、いろいろな味を体験し、舌がこえてきます。
そして、舌がこえてくると「食べる」ということが楽しみになるのです。
すると遠くにある有名店まで、わざわざ食べに行ったり、
行列のできる店にわざわざ並んだりしてまで食べます。
「自分はグルメじゃないから何を食べても一緒」
「わざわざ並んでまで食べる価値はない!」という思い込みをしていると
食べるという行為は、ただの栄養補給のような形になりがちで
少し虚しく感じます。
まずは、いろいろ食べてみることです。
絵画も同じ事が言えます。
「絵を見てもよく分からない」と思い込んでいても、
とにかく、デパートなどの展覧会に行ってみることです。
“絵”のことが分かってから行くのではなく、
デパートに絵を見に行くから分かってくるのです。
良い絵を見る事で鑑賞眼が養ってきます。
すると絵を観る楽しさが分かって来るのです。
だから、
「自分は絵を見てもつまらないから絵画の展覧会や美術館には絶対行かない!」
と思い込んでいる人は、人生の楽しみが少ないまま過ごしているのではないでしょうか?
何事も決して「くだらない」「つまらない」という思い込みで
物事を判断して行動しない方がいい。
そのように生きると、その思い込みは益々強化されて
自分の中に植え付けられていきます。
人生に面白さ、嬉しさ、楽しさなどを増やしたいのであれば、
まずは、その思い込みを止めることが大切です。
そして、
逆に「面白い!」という思い込みで物事をみて行動すると
その結果として、自分が欲しい明るい感情を持って
人生を過ごすことができるのではないでしょうか?
あなたも多分、聞いたことがある言葉
「踊る阿呆に、見る阿呆、同じ阿呆なら踊らにゃ損損」
というのは踊っている人間の言葉でしょう!
あなたは踊る側に属しますか?
それとも、踊らない側に属しますか?
本日も最後まで読んでいただき、ありがとうございます。