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傷ついた心を軽くするには…

高杉勇成
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高杉勇成
起業家だった友人の自殺をキッカケにNLP心理学やコーチングなどを活かし、起業家の事業と心をサポートする起業家パートナーとして活動しています。

おはようございます!

ビジネスメンタルコーチの高杉勇成です。

 

あなたは、今までに「心が傷ついた」という経験がありますか?

 

 悲しい

 

ほとんどの人が「ある」と答えるでしょう。

私もあります。

 

何か人からある事実を言われたり、

自分でその事実に気付いたりしてショックを受け、

心が傷ついてしまう。

 

しかし、その心を傷つける原因となった“事実”は本当でしょうか?

 

 

事実というのは人によって解釈が違い、その重みも違います。

この一点をお互いに理解することができれば、

ほとんどの人間関係のトラブルは避けられます。

 

例えば、

「お前は仕事ができない奴だ!」

 

怒り

 

と言われてショックを受け、

心が傷ついてしまった人がいるとします。

 

その人は、

「私は仕事ができない人なんだ・・・」

「きっちり期限日どおりに仕事を終わらせることができたのに・・・」

「きっとあの人は自分の事が嫌いなんだ・・・」

などと思い、ネガティブなことばかり考え、へこんでしまいます。

 

しかし、「お前は仕事ができない奴だ!」と言った本人は、

そんなことを言ったことさえも忘れてしまうぐらい

無視できる小さい事実であったりします。

 

言う側にとって何でもない単なる小さな事実であっても、

言われた側は、言われた側の価値観で

その無視できる小さい事実を受け取るのです。

 

今回の例の場合、

言われた側は

「期限日どおりに仕事をしたから仕事はきっちりできた」

と思っており、

 

言った側は

「期限より数日早く仕事を終わらせて当たり前」

と思っていたかも知れません。

 

このように

言った側、言われた側、二人の「仕事」の価値観が違うために

このような現象が起き、人間関係のトラブルが起こるのです。

 

もし、あなたが言う側の人だったら、

まず、相手の価値観はどうなのか?を知る必要があります。

そして、その価値観を理解した上で

あなたの価値観を伝えるのがいいでしょう。

 

反対に、あなたが言われる側の人だったら、

「どういう価値観で言ってるんですか?」

なんて聞いたら、更なるトラブルを招きますので

「相手はどういう価値観でそのことを言ったのか?」

ということを考えてみましょう。

 

「多分この人の価値観はこうで、私と全然違うんだな」

と思えると心も軽くなります。

 

「その事実は相手にとっては、忘れているぐらい些細なことだから

そのことで傷つくのは自分の捉え方の問題だ。」

 

「さっさと気持ちを切り替えよう!」と思えるぐらいでちょうどいいです。

 

————————————————— 

言われた事実は、言った人の事実であって、

言われた人の事実ではありません。

————————————————— 

なぜなら、

人の価値観はみんなそれぞれ違うから。

 

何かを言われて

心が傷ついたり、「ムッ」として怒りを感じたりしたら、

このことを思い出して下さいね。

 

本日も最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

 

 

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起業家だった友人の自殺をキッカケにNLP心理学やコーチングなどを活かし、起業家の事業と心をサポートする起業家パートナーとして活動しています。

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