年収3億円のカリスマ経営者から学ぶ「11の理念」(前編)
おはようございます!
ビジネスメンタルトレーナーの高杉勇成です。
本日は、美容室EARTHを全国に223店舗を展開する
社長の國分 利治さんの理念について経営のヒントを得ましょう。
國分社長はフェラーリを持っていますが、
年に数回しか乗らないそうです。
フェラーリはあくまでも、自分のためではなく、スタッフのため。
「君たちも頑張ればフェラーリにも乗れるんだ!」
というメッセージを送るために、
新規オープン日など限定で駆けつけるときだけ乗っていくという粋な社長です。
美容室EARTHの特徴として國分社長が考案した独自のフランチャイズ制度があります。
従来の美容業界では、
独立したい美容師に赤字店を譲るということが多いようなのですが、
國分社長は、独立したい美容師(スタッフ)を店長にし、
オーナーの資格を経て黒字店を譲るそうです。
そんな制度や地道な日々の取り組みによって大成功を収めた國分社長には
「11の理念」というものがあるのでご紹介しますね。
〜11の理念〜
【1.汗の量は幸せの量】
汗の量というのは若いときにかかないと意味がない。
もし、自分が不器用だと思うのであれば
休まないでやらないと絶対に器用な人には勝てない。
仕事以外を考えずに全てを犠牲にしてがんばれば必ず幸せになれる。
仕事や趣味など、あれこれ考える人はある程度の幸せは得られるけど
大きな幸せは得られない。
自分の目標に合わせた汗の量をかいてもらいたい。
【2.自分が原因になれ】
自分の人生の原因は誰なんですか?
人生の中には、「原因」と「条件」と「結果」の3つがある。
3つの中で一番大事なのは「原因」。
原因は自分。
原因である自分をレベルアップしないと
人のせいにして人生を生きていく。
例えば、
美容室のある店舗の店長に売上が悪い理由を聞くと
「場所が悪い」
「雨が降ったから・・・」
「景気が悪いから・・・」
と環境のせいにする人がいますが、全て自分のせいだと思うことが大切。
自分を変えていく努力をしないと力がつかないので、
原因である自分をしっかり変え続ける努力をすること。
自分を変えれば、条件も結果も変わる。
【3.出勤前の朝の2時間が勝負】
決められた勤務時間だけを仕事をしていても差はつかない。
差が出るのは始まる前の2時間と終わった後の4時間。
特に重要なのは朝の2時間。
夜の4時間より80%ぐらいの価値がある。
朝早く起きるのは、自分の意思で起きなくてはいけないが
夜遅くまでの仕事は惰性でできる。
朝は誰もいないことが多いので、誰にも邪魔されず、
自分のやるべきことに集中できる。
【4.40歳までは“体力勝負”】
若い時は能力勝負ではなく、体力勝負をしろ。
体力勝負というのは「情熱」と「時間」。
要は「情熱」をどれだけ持っているか
「時間」をどれだけ仕事に使えるかが大切。
能力が多少足りなくても情熱があれば失敗しても学べる。
まずは、3年間やってみる。
3年やると身体に染み付く。
若い時に汗をかいて努力していれば
その経験は、40歳からの能力勝負のときに生きてくる。
【5.目指すは信長と秀吉と家康を足して3で割った人間】
信長、秀吉、家康、それぞれいい所がある。
人のいい所を真似て人の欠点は真似ないこと。
人はそれぞれ性格があるので
経営者は部下ひとりひとりの個性に合わせられる必要性がある。
自分の性格一本では経営者になるのは難しい。
自分の性格、自分はどういう人間なのか
最終的には作っていかなければいけない。
以上で、〜11の理念〜
のうちの5つをご紹介しましたが、いかがでしたか?
私も朝の時間は非常に生産的で有効な時間だと認識しているので
朝は5時に起きて活動しています。
最後の「経営者は部下ひとりひとりの個性に合わせられる必要性がある。」
というのもよく分かります。
人それぞれの個性、タイプの見極め方、
そのタイプに対する有効な対応の仕方などもいろいろあるので
それはまた、当ブログで後にお伝えしたいと思います。
國分社長の11の理念の5つ。
あなたにも共感するもの、参考になったものはありましたか?
是非、参考にして頂けると幸いです。
今回は、長くなるので理念の残りの6つは次回、ご紹介しますね。
本日も最後まで読んでいただき、ありがとうございます。