夢の設定と達成方法(渡邉社長流)
おはようございます!
ビジネスメンタルコーチの高杉勇成です。
「夢に日付を入れれば、今日やるべきことがわかる!」
これは、ワタミの渡邉美樹社長の言葉です。
本日は、渡邉社長が実践している
夢の設定方法と達成方法についてお伝えします。
「夢はあるけれど、何をしたらいいのか分からない…」
という方には大きなヒントになるかも知れません。
渡邉社長は、日付まで細かく書かれた「夢カード」を
毎日最低2、3回は見ています。
そのとき、一番大事なのは、
ただ見ることではなく、イメージすること。
何度も何度もイメージすることで潜在意識に入れていきます。
脳は、潜在意識に入ったイメージを達成しようとし、
日々の生活の中で、意識していなくても関連する情報を勝手に集めます。
その脳の活動によって、集めた情報を行動に変えることで
夢達成へ加速がつくというわけです。
また、渡邉社長は「夢は2回叶うものだ」とも言います。
1度目は「イメージの中で叶う」。
2度目は「現実に叶う」ということです。
これは、さまざまなの成功者や心理学に関わる方が言っています。
「人間はイメージできないことは達成できない」
逆に言うと
「人間はイメージできることは達成できる」
ということです。
渡邉社長は、それを実体験した一人と言えるでしょう。
もちろん、
人間の背中に羽が生えて空を飛ぶ事ができる
というような大自然の法則を無視したイメージができても
達成はできませんよ。
では、そのイメージした夢を現実にするにはどうしたらいいかというと、
渡邉社長はこう考えます。
夢と現実。
その夢と現実を繋げるのが時間と考えます。
だから、
「夢に日付を入れて、今日との差を明確にすることが大事」
というわけです。
さらに、それを日数で割ってしまえば、今日やるべきことがわかる。
という方法が渡邉社長流の成功法のひとつです。
「そこまで細かく日付を入れてしまうと焦るのではないのか?」
と疑問に思った方もいてるかも知れませんね。
その渡邉さんの答えは、、、
「焦らない。」
「逆に今日やるべきことが明確になっているので落ち着く」
と言います。
あと、こんな疑問もあるかも知れません。
「夢達成までの毎日の計画を立てても予定が変わるのではないか?」
「夢達成までの道順が間違ってしまってもいいのか?」
というような疑問です。
その疑問に対して、渡邉社長は
「世の中というものは常に変わっていきます。
変数がたくさんあります。その変数によって計画を書き直すんです。」
と言います。
計画を書き直す時のポイントは、
—————————————————
日付は変えちゃいけない!
計画だけ変えること!
—————————————————
「そうしないと、人間は弱いものですから
ズルズルと後ろに行ってしまう。」
と言います。
最後に、
渡邉社長の夢の設定の仕方についてですが、
「これ以上やったら鼻血が出て倒れる」
というところの、もうちょっと上
との事です。
この設定によって、
自分が無理をし、無理を続けているうちに無理ではなくなってくる。
という考え方です。
もの凄くストイックな感じですが、
とても重要なことで、私は次のように解釈しています。
無理というのは自分が限界と決めた外。
つまり、自分が「できない」と思っていること。
その「できない」と思っていることをやり続けているうちに
だんだんとできるようになってきて、次のステップに上がる。
そして、
また次のステージで無理と思っていることに挑戦し、成長していく。
自分のできる範囲だけで行動していては、小さな成長しか望めません。
大きな成長をしたいのであれば、
自分の枠を超えた何かにチャレンジすることが大切です。
【本日のまとめ】
渡邉社長の成功法と考え方
1.毎日、夢を確認し、イメージする
2.夢に日付を入れて毎日の計画を立てる
3.計画を変えても良いが夢の日付は変えない
4.「これ以上やったら鼻血が出て倒れる」もうちょっと上の夢を設定する
いかがでしょうか?
あなたに何かのヒントが得られたなら幸いです。
本日も最後まで読んでいただき、ありがとうございます。