パターンを変えて先延ばしを克服する方法
おはようございます!
ビジネスメンタルコーチの高杉勇成です。
あなたは今、先延ばしをしていることがありませんか?
その先延ばしにしていることは、
あなたの中で「ある内的・外的パターン」を繰り返している可能性があります。
もし、同じ物事を
「先延ばししてはいけない!」
と分かっていながら、いつも先延ばししているのであれば、
そのパターンを繰り返しているからかも知れません。
では、どのようなパターンをしているのかを例を挙げてみましょう!
例.掃除を先延ばしにしている場合
1.掃除しなければならない部屋を見る(外部視覚)
2.「汚いなぁ、掃除しなければいけない!」という内なる声を聞く(内部聴覚)
3.「でも、面倒くさいなぁ。掃除したくない!」という内なる声を聞く(内部聴覚)
4.掃除するときの面倒な行動の1つ1つが思い浮かぶ(内的視覚)
5.「掃除をしなければ」と「掃除したくない」という2つの声のジレンマで、心が萎縮するのを感じる(内部体感覚)
→結果
掃除をしない!という選択をし、先延ばししてしまう。
というようなパターンです。
この場合の内的・外的パターンは、
外部視覚→内部聴覚→内部聴覚→内部視覚→内部体感覚
という流れのパターンになります。
この先延ばしのパターンが巧妙に働いてしまう理由は、
一貫した調和性をもっていないからです。
つまり、
内面にあるいくつかの要素が互いに矛盾し、葛藤を引き起こしているからです。
ビジネスメンタルコーチングでは、
その内面にある互いの矛盾を解消し、葛藤をなくすという方法もありますが、
今回は、パターンを変えて先延ばしを克服する方法をお伝えします。
先ほどの掃除を先延ばしにする例で言えば、
2つ目の内的聴覚を、外的聴覚に変えてみます。
「この部屋を掃除したら、気持ちいいぞぉ!」(外的聴覚)と言ってみる。
次に、どんな気持ちいいことがあるかその場面の1つ1つをイメージする(内的視覚)
次に、そのイメージから爽快な気分を感じる(内的体感覚)
次に、「よっしゃ、掃除しよう!」と言う(外的聴覚)
→結果
掃除を始める。
というようなパターンに変えるのです。
例を振り返ると
[先延ばしするパターン]
外的視覚→内的聴覚→内的聴覚→内的視覚→内部的感覚
から、
[行動するパターン]
外部視覚→外部聴覚→内部視覚→内的体感覚→外的聴覚
に変えるのです。
このように、
先延ばしする自分の内的・外的パターンを知って、
そのパターンを壊して新たなパターンを作ることで先延ばしを克服する一つの方法です。
自分のパターンが分かったら、まず1カ所パターンを変えてみましょう!
そして、行動するパターンが見つかるまで、
いろいろなパターンを試して変えてみましょう!
あなたがいつも行動できている成功のパターンを分析して、
それと同じ内的・外的パターンを取り入れるのもいいかも知れませんよ。
本日も最後まで読んでいただき、ありがとうございます。