チャンスと気付きを生み出す方法
おはようございます!
ビジネスメンタルコーチの高杉勇成です。
あなたは電車に乗るとき、どの当たりに座りますか?
また、研修やセミナーなど、何かを受講するときは、
いつもどの当たりの席に座りますか?
手前、真ん中、それとも端の席?
最前列、最後列?
真ん中?それとも一番端ですか?
人によって好んで座る位置が必ずあると思います。
特に日本人に多いと見受けられる位置は、
電車の長椅子の場合は一番端です。
すべての座席が空席の場合は、
ほとんどの人は端を座る傾向があります。
新幹線の予約状況を見てもすぐに分かります。
私は東海道新幹線の「のぞみ」をよく利用するのですが、
2人がけの端の席から予約が埋まっていきます。
「のぞみ」の場合、
端の席には100Vのコンセントがあるので
道中にパソコンやスマホなどをいじり倒す人には
それらを充電するために選ぶ人もいますが、
別にコンセントが無い車両でも端から埋まります。
研修やセミナーの場合は、
後ろの席や電車と同じく端の席が埋まりやすいです。
もちろん、好んで最前列に行く方もいらっしゃいます。
さて、あなたはどうでしょう?
あなたは、いつも同じ場所ばかり座っていないですか?
確かに端っこの席や後ろの席は、
落ち着いたメンタルで居られ、安心感があると思います。
心理学的に見れば、「シェルター願望」が満たされるからです。
人間には、真ん中の広い場所にいるよりも、
片側に壁があるような端にいた方が安心する
という心理があります。
これは、身の安全を守るため、
守りやすい環境にいようとする願望であり、
誰にでもあるものです。
ただ、
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シェルター願望が強すぎる人は、
自ら積極的に行動することが
少なくなりがちです。
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どちらかと言えば、消極的な行動なので
さまざまな出会いのチャンスを逃してしまっているかも知れません。
私の経験談ですが、研修やセミナーで
進んで最前列を座る人は、積極的な人が多いようです。
例えば、
講師が全員に質問したときに真っ先に答えたり、
デモなどをするときは進んで前に出たり、
講師への質問をよくするなど
積極的な人が多いのです。
だからもし、
あなたが一番後ろや端に座る傾向があるのであれば
最前列や真ん中に座ってみることで、
いつもとは違うタイプの人と出会うかも知れません。
その出会いによって、
新しい人脈の形成に繫がっていくチャンスがあります。
そして、それだけでなく、
座る場所が変わり、わずかな環境が変わるだけでも
自分の行動や思考、
心の感じ方や雰囲気、
視線や視点なども変わり、
人脈だけでなく、新たな気付きも生まれるかも知れないのです。
電車の真ん中やセミナーの最前列に座っていると
自然とシェルター願望も小さくなっていくでしょう。
明日から、いつもと座る場所を
極端に変えてみてはいかがでしょうか?
逆にいつも最前列や真ん中に座る人は、
最後尾や端に座ってみて、
いつもと何が違ってくるのか変化を感じてみて下さいね。
本日も最後まで読んでいただき、ありがとうございます。