アンソニー・ロビンズのパラダイムシフト
おはようございます!
ビジネスメンタルコーチの高杉勇成です。
あなたは、「パラダイムシフト」をご存知ですか?
パラダイムシフトは、
「自分が正しいと思っていることを疑ってみること」
「今までと違う見方をして、新しいルールや価値観をつくること」
です。
違う言い方をすれば、
「常識と言われているものを破って、新たなルールや価値観を生み出すこと」
です。
このパラダイムシフトが起こると劇的に道は開かれます。
パラダイムシフトを説明するのに私のメンターが教えてくれた
アンソニー・ロビンズのエピソードで理解を深めてみましょう。
今から話すのはアンソニーがゴルフに行ったときのエピソードです。
コースに出たアンソニーは、とても楽しい気分でプレーをしていました。
空は青くて、緑はいっぱい。
そんな中で気持ちよくスイングしてボールを遠くへ飛ばす。
とても快適だったそうです。
でも、スコアを付け始めたら、だんだんつまらなくなってきた。
それは、一緒にプレーをする仲間のスコアよりも悪かったから。
ゴルフは楽しいけど、スコアを付けると楽しくない。
アンソニーは負けず嫌いだから、自分のスコアに満足できない。
楽しいはずのゴルフが、ぜんぜん楽しくない・・・
そこでアンソニーは、こう考えました。
「ちょっと待てよ。私は何のためにゴルフをしに来たんだ?
ここに来た目的は何だ?楽しむためだ!
じゃあなんで楽しくないんだ?スコアを付けているからだ。
スコアを付ける度に、楽しくなくなってきている。」
「じゃあ、どうすれば楽しくなるのだろう?」
「そうだ!ルールを変えたらいいんだ!」
「誰かがつくったゴルフの正しいスコアじゃなく、
自分らしいルール(スコア)をつくれば、楽しめるじゃないか!」
そして、アンソニーは、
「誰かがつくったゴルフのルール」は気にしないことにして、
自分のルールをつくったそうです。
空を見て、気持ちがよければ1点。
グリップを握ったときの気分がよければ1点。
クラブを振ってボールに当たったら5点。
空振りしても1点。
狙った方向にボールが飛んだら10点。
仲間との会話が楽しければ5点。
・・・・・
このように、アンソニーは自分のルールをつくりました。
コースに出る前のアンソニーにとって、
ゴルフにおける「正しさ」は、少ない打数で上がることだった。
だけど、
アンソニーにとって、その「正しさ」は
その日のアンソニーにとっては正しくないことに気が付いたということです。
なぜなら、
その日のアンソニーの目的は、いい気分で楽しむことが目的だったからです。
だから、アンソニーは自分の正しさやゴルフの常識を捨てて
新しいルールを、この日、自分のためだけにつくったんです。
いかがでしょうか?
このようにしてパラダイムシフトを起こして、
「自分の目的に合ったルール」をつくってしまえば、
強制されてもいない「他人のルール」に振り回されずにすみます。
(もちろん、マナーを守ることは大切です)
パラダイムシフトを起こせるということは、
「自由」になれるということ。
視点を変えてパラダイムシフトを起こせば、他人が決めた限界も、
自分が決めた限界も飛び越えて、制限のない自由が手に入ります。
そのお手伝いができるのが、コーチングです。
コーチングでは、あなたの視点では見えないところを見えるようにできたり、
新たな気付きを発見したりするのに大いに効果があります。
パラダイムシフトを起こすには、
今までの自分とは違うことをしてみるのがとても大事です。
パラダイムシフトを起こして、
望む未来を手に入れませんか?
本日も最後まで読んでいただき、ありがとうございます。