高杉勇成のコーチング公式ブログ

失敗は原動力!21世紀の多角化経営術!


ありがとうございます!

高杉勇成です。

 

本日は、

ブラザー工業社長の

小池利和さんから

失敗は原動力!

21世紀の多角化経営術!

を学びましょう。

 

起業のアイデア、

企画のアイデア、

小池社長の失敗に対するマインドセット

など、

いろいろと学べます。

 

小池社長 

 

ブラザーと言えばミシンから

始まった企業で有名ですが、

 

他にも扇風機、電卓、懐中電灯、

オルガン、洗濯機、タイプライター、

プリンターなど、

さまざまな分野の機器を

作り出しています。

 

戦後、ブラザーは

ミシンのトップメーカーで

会社の主力商品でした。

 

しかし、

ミシンは1家に1台で十分。

ある程度普及すると

それ以上の売上が見込めません。

 

そこで、ミシンで培った

モーターの技術を応用し、

扇風機を開発。

 

これを機にブラザーは成功し、

家電製品の分野に進出。

 

1970年には

家電の分野で20%を超える

大きな収益の柱となりました。

 

さらに当時ミシンと並ぶ

主力商品だった編み機の

針を動かす繊細な技術を応用して

タイプライターを開発。

 

当時アメリカでは

70ドルしていたタイプライターを

ブラザーは50ドルで売り出し

大ヒット!

 

1970年には売上の13%となり、

もうひとつの大きな収益の柱となりました。

 

この成功をキッカケにアメリカで

情報機器の分野に進出。

 

プリンターやファックス、

ミシンより情報機器メーカーとして

知られるようになりました。

 

 

ブラザーの売上構成をみると

情報機器をメインに

工作機械、通信カラオケ機器、家庭ミシン

と4つの事業から収益を得る

いわゆる多角化経営が行われています。

 

 

今も尚、多角化経営は行われており

さらに最新の新規事業として

驚きの製品があります。

 

それは、

「エアスカウター」というメガネ。

 

「スカウター」と聞くと

何だかドラゴンボールの

サイヤ人が付けていたメガネを

イメージしてしまいます。

 

知らない方、

マニアックですみません(笑)

 

でも、そんな感じなんです。

 

エアスカウターは、これ。

  ↓ ↓ ↓

エアスカウター

 

メガネのフレームに

超小型のディスプレイがついており、

そこから画像を送り、

半透明の鏡で反射させ、

網膜に焦点を合わせるというものです。

 

ちなみにサイヤ人の

スカウターはこれです。(笑)

   ↓ ↓ ↓

スカウター

 

 サイヤ人のスカウターは

相手の戦闘力が映し出されるのですが、

 

エアスカウターは、

組み立て工場などで

そのメガネをしながら作業をすると

組み立てるマニュアルが

リアルタイムでスカウターに

映し出されます。

 

そのため、

初めての人でも

簡単に組み立て作業を

することができます。

 

これは、

世界初の技術だそうです。

 

ここまで多角化をするブラザーですが、

一時期は、

日産のカルロスゴーン氏のような手法、

メインの事業に力を入れる

選択と集中という経営の風潮が広まり、

 

ブラザーの筆頭株主からも

「主力の事業に専念をするべき!」

と提案されるようになりました。

 

しかし、

研究開発に何年も費やし、

実用化に近づいている商品もある。

 

主力の商品が売れなくなる

ことも考えて

20年、30年先の主力事業を

考えていかなければならない。

 

というこだわりがあり、

小池社長は反対したということも

あったそうです。

 

 話は少し戻りますが、

小池さんがまだ社長に就任する前、

アメリカで商品企画を

担当していた当時、

 

アメリカではパソコンが普及していて、

他社でレーザープリンターという

商品があることに衝撃を受けたそうです。

 

ブラザーには

レーザーの技術がなかったので

「プリンター事業は、

このままでは、ヤバい!」

と危機感を感じるようになりました。

 

後に、

他社からレーザーの技術を買い、

共同開発するものの既に出遅れ、

ブラザーが参入する余地は

ありませんでした。

 

そこで、小池社長は

アメリカで新たな市場を見つけ、

生き残るため、

毎日のように企業を尋ね

ニーズを探りました。

 

すると、

意外なことが分かりました。

 

それは、アメリカでは

SOHOが多かったということです。

 

SOHOとは、

Small Office Home Officeの

頭文字を取ったもの。

 

つまり、

自宅などでの小規模なオフィスです。

 

プリンター、コピー、ファックスなど

何台も購入すると出費もかさむし、

第一、狭いオフィスでは

置き場所にも困る。

 

彼ら(SOHO)が求めていたのは、

一台で何役もこなせる

小型で安い機械でした。

 

「今ある技術を組み合わせれば

新たな市場を獲得できる!」

と確信した小池さんは

日本本社に開発を訴えました。

 

そしてブラザーは、

プリンター、コピー、ファックスの

機能を合わせ持った複合機を発売。

 

SOHOで大人気となりました。

 

その後、

複合機のラインナップを拡充し

アメリカでトップクラスの

シェアを勝ち取りました。

 

さらにこんな話も。

 

ブラザーは、

カラオケの機器まで開発しています。

 

しかもなんと!

世界発の通信カラオケを

開発したのはブラザーなんです。

 

一昔前は、

カセットだったり、

レーザーディスクだったのが

今や通信カラオケは当たり前。

 

通信カラオケでは主に

DAMとJOYSOUNDが主流ですが

そのJOYSOUNDを開発したのが

ブラザーなんです。

 

カセットやレーザーディスクだと

新曲が発売されてから

1ヶ月ぐらいかかりますが、

 

通信カラオケだと

発売当日に歌える。

 

通信だけなので

カセットやディスクがかさばらない。

 

通信カラオケは大ヒットし、

ブラザーは、カラオケ事業に

革命を起こしました。

 

大成功の通信カラオケ。

しかし、そのキッカケは

過去の失敗から始まっていました。

 

それは、

TAKERUという

世界初の

「通信式ゲームソフト自動販売機」です。

 

今では当たり前の

ダウンロードサービスを

この頃から始めていました。

 

ゲームソフトの在庫を持たなくて済む

画期的なアイデアでしたが、

データ送信に莫大な電話料金が

かかることが分かったのです。

 

1000万円の売上を上げるのに

1300万円の電話代がかかってしまう

という状況だったそうです。

 

これにより、

通信事業進出は失敗に終わりました。

 

しかし、

次は映像と音楽をデジタル化し、

配信することに新しい可能性を感じ、

新しいマーケットを探した結果、

通信カラオケが生まれたのです。

 

最後に小池社長は、

次のように述べます。

 

「失敗は、いい経験。」

 

「失敗はブラザーの歴史の中では

事業を変革する原動力。」

 

「失敗は会社が傾くほど

大きくなければどうってことない」

 

と言います。

 

小池さんにとって

失敗とは、

いい経験。原動力。

そして、どうってことない。

という信念です。

 

失敗から学ぶことがたくさんあることを

事業を営む上で

既に知っているんですね。

 

この小池さんの信念、考え方は

NLPにもある

「失敗はない。フィードバックがあるだけ。」

という前提と同じなんです。

 

失敗からフィードバックを得て

学ぶことは、

起業家や経営者には

大切ですよね。

 

あなたの失敗したことは何ですか?

 

失敗から学んだことは何ですか?

 

そこから新たな発見が

あるかも知れませんね。

 

 

本日も最後まで読んでいただき

ありがとうございます。


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